氷水は要らなかった!柔らかい冷しゃぶの作り方
こんにちは。5月なのに暑くて早くもバテそうなくすりやです。
今日の晩ごはんは簡単でサッパリしたメニューにしようと思って豚しゃぶ肉を買ってきました。豚肉に多く含まれるビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあるので夏バテ対策にももってこいです。
暑いから冷しゃぶにしよう!と思ったのですが、冷凍庫に氷の作り置きがありません。
冷しゃぶはいつもは沸騰したお湯で豚肉をゆでて、氷水にとって冷やす方法で作っていたのですが、ちょっと調べたみたところその方法ではかえってお肉が硬くなってしまうことが分かりました。
今日は冷しゃぶをやわらかく作るコツをご紹介します。
柔らかい豚冷しゃぶを作るコツ
作り方の手順
- お鍋にお湯を沸かしたら、火を止めて酒を少し入れる
- そこに豚肉を2~3枚ずつ入れてしゃぶしゃぶする。アクがかなり出ます。
- 豚肉の色がピンクから白っぽく変わったらすぐに取り出し、常温の水にとって冷ます
- 水気を切って出来上がり!
コツその1・80度から90度の沸騰していないお湯でゆでる
豚肉をゆでるお湯は沸騰後いちど火を止めて80~90度をキープするようにします。
豚肉の赤身は68度くらいから収縮を始めるので、沸騰したお湯に豚肉を入れるとお肉が急激に収縮するため硬くなってしまいます。
逆にお湯の75度以下に下がると豚肉の加熱が不十分なため食中毒の危険性が高まってしまいます。
温度計がなくても大丈夫。80~90度のお湯はお肉を入れた瞬間は薄ピンク色になり、30秒くらいで美味しそうに白っぽく変わります。
豚肉を入れても色が変わらなくなったら再び火をつけましょう。
豚肉を入れても色が変わらなくなったら再び火をつけましょう。
コツその2・氷水ではなく常温の水にとって冷ます
豚肉の脂肪の固まる温度は35度くらいなので、氷水にとると脂肪が急激に凝固して硬くなってしまうそうです。なので、氷水よりも常温の水で冷ました方が柔らかく美味しい豚しゃぶになります。水につける時間も長すぎず粗熱が取れたら引き上げてよいそうです。氷水を準備するよりも楽でエコなのがうれしいですね。
そして出来上がったのがこちら。蒸しナスとゆでたもやしも添えました。
見た目も今まで自分が作っていた冷しゃぶと比べて縮んでいないし、普通のスーパーのお肉でもしっとり柔らかく出来ました!
ピーナッツペースト、酢、しょうゆ、豆板醤を混ぜたタレで美味しくいただきました。
よかったら試してみてくださいね。
せっかくなので美味しい豚肉で豚しゃぶを食べたい
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