薬剤師がオススメ!乗り物酔いの克服法。
こんにちは。
この週末は久々の連休で旅行に行くことになり、うきうきのくすりやです。
皆さん、旅行は好きですか?
もうすぐ夏休みなので、旅行の計画を立てている方も多いと思います。
私は、長らく旅行に抵抗がありました。
理由は乗り物酔いです。
小さい頃から乗り物酔いがひどく、楽しいはずの修学旅行も憂鬱でたまりませんでした。
中学生のときはバスに乗りたくないあまり、バス旅行を休んでしまったことも。
そんな私ですが最近は乗り物酔いを克服しつつあり、いまさらながら旅行を楽しめるようになってきました。
今日は私が気をつけている乗り物酔いの克服法を紹介します。
酔い止めを飲む
自分に合う薬をみつけましょう。
これを飲んで乗り物酔いをしなかった!という成功体験を積み重ねれば自信になります。
私は1時間以上乗り物に乗るときは、こちらを飲んでいます。
アネロンニスキャップ。
たいていのドラッグストアで売っています。
「エアスロートニスキャップ」も同成分です。
個人的にはとてもよく効く薬でありがたいのですが、ここでちょっと注意点。
・15歳未満は服用しないでください。(小児用トラベルミンなどが子供にはよいと思います)・他の酔い止め、風邪薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痙薬、抗ヒスタミン薬とは併用しないでください。(有効成分がかぶってしまいます)・口の渇き、眠気などが出ることがあります(抗ヒスタミン成分が入っているため)・妊婦、高齢者、排尿困難、緑内障、心臓病のある方は医師・薬剤師・登録販売者に相談しましょう
不明な点は購入時に薬剤師に相談してくださいね。
予防には乗車30分前の服用がおすすめです。
睡眠
寝不足や疲労も乗り物酔いの原因になってしまいます。
ただでさえいつもよりもアクティブに動き回る旅行では特に睡眠不足厳禁!
しっかり体を休めましょう。
食事
吐き気予防のためにも、消化のよい食べ物を軽めに食べましょう。
食べすぎも食べなさすぎも良くないです。
私は柑橘類などすっぱいもの、チョコレート、脂モノはなるべく避けるようにしています。
おまじないのようですが酔いそうなときはアメを舐めると車内のにおいも気になりにくく、気分も落ち着きます。
車内環境
電車では進行方向に向かって座ります。
バスでは前から4~5番目までの席、乗用車は助手席が揺れが少なく酔いにくいです。
ヘッドレストに頭を固定して、揺れに身を任せないようにしましょう。
また、なるべく窓を開けて換気するようにしています。
車内での過ごし方
服装は締め付けないものを。ベルトやネクタイは緩めたほうが良いそうです。
また私の場合、読書やスマホはあっという間に具合が悪くなります。
窓から景色を眺めたり、おしゃべりしたりして気をまぎらわしましょう。
具合悪くなってきたら目を閉じたり、いっそ寝てしまうと楽になります。
カミングアウト
一緒に車や電車に乗る人には自分が乗り物酔いしやすいことを話しておきます。
酔い止め飲んだけど具合悪くなるかもだし、寝ちゃうかもだけどごめんねって言っておきます。
理解してもらえていると思うだけでも安心できるものです。
乗り物酔いに悩む方のお役に立てたら嬉しいです。
では、また明日~