疲れていたら かわいくないぞ

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蚊に刺された!の対処法

こんにちは。

蚊に刺されやすくて困っているくすりやです。

夏ですね。
 
蚊取り線香を置いても、アロマを炊いても、虫除けスプレーをしても、刺される時は刺されるものです。
今日は薬剤師くすりやの個人的な虫刺されの対処法を紹介します。
 

 

まずは薬を塗ろう

蚊に刺された時の一番よく効く早い対処法はやはり薬を塗る事。
蚊に刺された直後の強いかゆみ(即時型アレルギー反応)には抗ヒスタミン薬、1~2日経ったあとの腫れや赤み(遅延型アレルギー反応)にはステロイドが効果的です。
 
市販の塗り薬は抗ヒスタミン薬にステロイドの入っているものと入っていないものがあります。
 
私の手持ちのムヒアルファSⅡです。

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【指定第2類医薬品】ムヒアルファSII 15g

【指定第2類医薬品】ムヒアルファSII 15g

 

 

 

【第3類医薬品】ムヒS 18g

【第3類医薬品】ムヒS 18g

 
 
【第3類医薬品】液体ムヒベビー 40mL

【第3類医薬品】液体ムヒベビー 40mL

 

 

同じメーカーのムヒSや液体ムヒベビーにはステロイドは入っていません。

簡単な見分け方は医薬品の分類の表示を見ることです。
必ず外箱に記載があります。
塗り薬の中で第②類医薬品と表示されている薬は「指定第2類医薬品」と言い、ステロイドが入っています。

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ステロイドが入っていない塗り薬は第2類医薬品または第3類医薬品と表示されています。
年齢や症状に合わせて使い分けると良いですね。

 

薬が無いときの対処法

 
蚊に刺されたけれど、手元に薬が無い時は?
とりあえずの対処法としてセロハンテープを貼ると、驚くほど痒みが気にならなくなります。
引っ掻いてしまうと痒みも長引くし、跡が残りやすく治りも悪くなります。
衛生面を考えるとオススメとは言えませんが、塗り薬を使うまでの応急処置として自己責任でお試し下さい。
 
 

なかなか治らない場合は?

そして、もしタチの悪い蚊に刺されて、ひどく痒かったり、腫れたりしたら、遠慮なく皮膚科で診てもらって下さいね。
お子様は特に、引っ掻いてしまうととびひになってしまうこともありますし。
案外、虫刺されで皮膚科を受診する方は多いですよ。
 

虫刺され跡には?

炎症が治まっても虫刺されの跡は長く残りますね。
ヒルドイドソフト軟膏を塗ると傷跡、虫刺され跡の治りが良いです。
保湿剤としてよく皮膚科から処方されるので使ったことのある方も多いと思います。

 

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【第2類医薬品】アットノンクリーム 15g

【第2類医薬品】アットノンクリーム 15g

 

 

 

アットノンはヒルドイドソフト軟膏と同じヘパリン類似物質が主成分ですね。

含有量も同じですが、アットノンはジェルなので使用感はヒルドイドソフトとは異なります。

 

でも、やっぱり蚊には刺されたくないなぁ。

ではまた〜