東日本大震災から5年。ミニマリストでも災害に備えて備蓄して欲しいもの
こんにちは。
津波の映像を続けて観るとちょっと辛いくすりやです。
私は5年前に宮城県で被災しました。
私の住んでいた地域ではライフラインは全てストップしましたが、沿岸部ほどの被害はなく、もっと大変な方がいるからと言いながら仕事をしていたのを思い出します。
とはいえ、スーパーやコンビニもなかなか開かず、交通も復旧の目処が立たない状態で、何時になったらいつもの生活に戻れるのだろうと不安な気持ちでいっぱいでした。
備蓄や防災グッズは命を救い、不安を和らげます。
実体験から、これを持っておけば良かったと思うものを紹介します。
災害に備えて最低限備蓄しておきたい防災用品
飲料水
被災時にただの水を手に入れるのがどんなに大変だったか!近所の小学校に何時間も並んだのに、結局手に入らなかったときはとても悲しかったです。
ただの水は飲むのはもちろん、料理にも、手洗いや歯磨きにも使うのでいくらあっても困りません。
空になったペットボトルも、お湯を入れてシャワー代わりに使っていました。ジュースやお茶のペットボトルは比較的早くから手に入りましたが、水はしばらくかかったので多めの備蓄を勧めます。
ただの水は飲むのはもちろん、料理にも、手洗いや歯磨きにも使うのでいくらあっても困りません。
空になったペットボトルも、お湯を入れてシャワー代わりに使っていました。ジュースやお茶のペットボトルは比較的早くから手に入りましたが、水はしばらくかかったので多めの備蓄を勧めます。
ペットボトルの水の賞味期限は案外短いので、普段から料理やお茶を淹れる時にペットボトルの水を使用して、使ったら買い足すようにしています。
携帯電話用充電器
一人でいるときに被災して、誰とも連絡が取れないと、不安で仕方ありません。
家族の安否はなるべく早く確認したいもの。
それに情報が入らないことも不安です。
モバイルバッテリーなどを持ち歩きましょう。
乾電池式のものだと、電気が止まっても大丈夫です。
懐中電灯
電気が通らないと、夜になったら外も家の中も真っ暗です。
いろんなものが倒れているし、誰がいるかもわからないし、とても危険です。
携帯電話の明かりでは手元しか見えないので、遠くを照らしてくれる懐中電灯が安心です。
衛生用品
ティッシュ、トイレットペーパー、生理用品、マスクなどのストックは場所をとっても日頃から多めに持っていたほうがいいです。非常時には手に入らなくなります。
携帯用トイレやドライシャンプー、歯磨きシート、ウェットティッシュなどもあるとなお良いです。
何よりも節水が重要なので。
赤ちゃんがいるおうちでは紙おむつも必需品です。
カセットコンロ
電気もガスも止まったときも、カセットコンロがあれば暖が取れるし、お湯が沸かせます。
お湯があれば、料理も出来るし、頭を洗うことも出来ます。
ガスコンロで味噌汁をつくってふるまってくれた方もいましたよ。
私の当時住んでいた家ではガス復旧に1ヶ月以上かかったので、コンロは大活躍でした。
缶詰やレトルト食品
普段から缶詰やレトルト食品をストックしておきましょう。
災害用のものよりも、非常時でも食べなれた食事を摂れるほうが気持ちが落ち着きます。
災害用にとっておくのではなく、ときどき食べて買い足す「ローリングストック法」がおすすめです。
ベランダ菜園などもしておくといいかもしれません。生野菜は本当に手に入らなかったし、仕方ないですがいつもの2~3倍の値段がついていたので…
常備薬
毎日飲んでいる薬がある方は、手持ちが0にならないようにしたほうが良いです。
あとは、飲んでいる薬の名前を覚えておくか、お薬手帳などの記録があると、いつもの医療機関を受診出来なくても似たような薬を処方してもらいやすいです。
せめて効能と飲む回数が分かればいくらか推測しやすいと思います。あの白い薬、とか青いシートのと言われても、そういう薬はたくさんあるので困ってしまったことがあります。
実際に被災時に何が必要なのかあまり想像出来なかったり、買い集めるのが面倒くさいという場合は、非常袋を用意するのが一番楽かもしれません。
震災から5年のこの機会に、暮らしに備えを組み込んでみませんか?
ではまた~